[ロンドン 23日 ロイター] - クワーテング英財務相は23日、政府とイングランド銀行(中央銀行)の間で政策に関する食い違いはないとの認識を示した。英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)のインタビューで述べた。

「新型コロナウイルスのパンデミック(世界的流行)とプーチン(ロシア大統領)によるウクライナ侵攻という2つの外生的ショックがあった」と指摘。「こうしたショックに対処するために財政政策を若干緩めることは全く合理的だ」と述べた。

「金融面では中銀が伝統的に行ってきたことを実行するのは完全に理にかなっている。少しも矛盾はない」と主張した。柔軟な財政措置によって新型コロナとウクライナ侵攻に対処していなければ、政府は義務を果たなかったことになると述べた。