[ライプチヒ(ドイツ) 23日 ロイター] - サッカーの欧州ネーションズリーグは23日、各地で1次リーグの試合を行い、リーグAの3組ではハンガリーがドイツを1─0で下した。

ハンガリーは前半17分、今大会の1次リーグ最終戦を最後に代表からの引退を表明している主将アーダーム・サライが、CKから見事なヒールキックで先制点を決め、これが決勝点となった。

ハンガリーは3勝1敗1分けの勝ち点10でグループ首位。26日の1次リーグ最終戦では、イングランドを1─0で下し2ポイント差で2位につけているイタリアと対戦する。

ハンガリーを指揮するイタリア出身のマルコ・ロッシ監督は「私にとって、イタリア戦は特別な試合だ。5試合で勝ち点10を得られてうれしい。誰も想像していなかった」と語った。

ドイツ主将のトーマス・ミュラーは、「前半はとても残念だった。ミスが多過ぎた。プレッシャーなしでミスを犯し、ほぼ全員が影響を受けた。自分たちが望んでいた力を発揮できなかった」と肩を落とした。