[ブリュッセル 22日 ロイター] - 欧州連合(EU)は22日、臨時外相会合を開催し、ロシアに対する追加制裁を用意することで一致した。外交官らによると、ロシア産石油価格の上限設定やハイテク製品の輸出制限強化などの措置が検討される見通し。

ロシアのプーチン大統領が21日、ウクライナの戦争に絡み軍の部分動員令に署名し、西側が「核の脅し」を続けるなら、ロシアは兵力の全てを用いて対応すると警告したことを受けた。

CNNによると、欧州委員会のフォンデアライエン委員長は「民間技術に関する追加的な輸出規制」が含まれると明らかにした。

外交官は、さらに多くの個人が制裁リストに追加される見通しと述べた。

欧州委は来週にも追加制裁案を提示し、10月6─7日にプラハで開催されるEU首脳会議で承認される可能性もあるという。