[ワシントン 15日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)のライス報道官は15日、世界経済の見通しについて、引き続き下振れリスクが高く、データからは第3・四半期にはさらに失速する可能性が示されていると述べた。高インフレ継続やサプライチェーンの問題、金融引き締めなどが背景にあるとした。

2023年には複数の国がリセッション(景気後退)に陥る可能性があるとしながらも、世界的に景気後退が広まるか否かを判断するには時期尚早だとした。IMFが世界経済見通しをさらに下方修正するかについては詳細は言及しなかった。