東証大幅反落、終値は796円安 米株急落受け、ほぼ全面安
コメント
注目のコメント
先週ECBも政策金利を0.75%引き上げてユーロ円が一時145円を突破しましたが、昨夜のアメリカのCPI発表時は、発表前の21:29にドル円が141.6円台まで嫌な感じに下げて、その後の発表で一気に144.3円台まで上がり、高値では144.9と前回の高値と同じ水準までドル円が上がりました。1時間程度で3円も円安になりました。
CPIではアメリカのインフレが予想に反してピークアウトしていない(インフレが高止まりしている)という見方になり、株安ドル高が加速したようです。
米10年債利回りも3.43となり、FEDウォッチャーを見てもFF金利を7月に引き上げた2.25-2.5を年内に4.25-4.5まで利上げする見方も強くなっています。
※9月のFOMCでは0.75%の利上げでレート3.0-3.25の見方が強いですが、今回のCPIで1%上げるのではないかということで、3.25−3.5の可能性が示唆され、10年債利回りは3.5を目指しているのでしょうか。
こうしたアメリカの金利や経済の状況をもろに受けてしまう日経平均ですが、円安対策としての日本が今後どのような動きをするのか気になります。