(ブルームバーグ): ホンダは14日、電動二輪車事業の分離上場を検討しているとの報道を受け、現時点では分社化の計画はないとコメントした。

ホンダの広報担当者は、電動化の取り組みは長期にわたるもので、例外を設けずに様々な可能性を検討しているが、現時点で電動二輪を分社化して上場する計画はない、とブルームバーグの取材に電子メールで回答した。

ダウ・ジョーンズ通信(DJ)は同日、野村欣滋常務執行役員を引用し、ホンダは同事業を切り離し、株式の一部を上場する是非を検討していると報じていた。

ホンダは13日、2040年代に全ての二輪車でのカーボンニュートラル(二酸化炭素排出量実質ゼロ)実現を目指すと発表。脱炭素の流れが加速する中、四輪車に続き二輪車でも電動車を積極展開する方針を打ち出していた。

ホンダが二輪でもCO2排出ゼロへ、40年代達成に電動化加速 (1)

(ホンダのコメントを追加して更新します)

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