[9日 ロイター] - サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」のMF長谷川唯(25)が、イングランド女子スーパーリーグのウェストハムから同リーグのマンチェスター・シティー(マンC)に3年契約で移籍した。

長谷川は2017年に代表デビューを果たし、19年ワールドカップ、昨夏の東京五輪を含む通算58試合に出場。ウェストハムでは1年間プレーし、17試合の出場で2得点をマークした。

マンCで日本人の女子選手がプレーするのは初めて。長谷川は、同クラブの公式ウェブサイトで公開されたインタビューで、「ずっと夢見ていた舞台。ここでサッカーをしたいと思っていたので、ここに来ることができて本当にうれしい」とコメント。

強みはどこか聞かれると、「攻撃的な部分を見てもらいがちだが、守備や予測不可能なプレーの部分も知ってもらいたい。体は小さいけれども負けないところ、運動量は自分の武器なので、そういうところを見てもらいたいと思う」と続けた。

マンCは昨季リーグ戦で3位。今季は11日にホームで開幕戦を迎え、日本代表FW岩渕真奈の所属するアーセナルと対戦する。