仮想空間で授業が受けられる「メタバース登校」認定NPO法人代表理事の決意「不登校の子どもたちにも“学びを止めない環境”を」
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メタバースの本質は「相互コミュニケーション」にあり、メリットは「瞬時に見せたい自分になれる」という点。
不登校の理由は人それぞれと思いますが、メタバースの空間の中では不思議と人とのコミュニケーションのハードルを下げる作用があるので、人と接することにハードルを感じている人にとっては、とても良い取り組みだと思います。
注目のコメント
私も『教育に選択肢を』という理念を掲げて創業しましたので、戸田市立教育センターの杉森さんが話されている「オンライン上で学ぶことは“選択肢の1つ”」というお考えに深く共感します。
不登校増加の懸念や批判もあるということですが、これまで登校を前提としてきた教育の歪みとして、学校へ行けない子たちが出てきています。子どもたちや保護者も「不登校の子」とレッテルを貼られて苦しんだり自尊感情の低下に陥ったりしているのが現状です。
行き場を失った子たちにとって、いつでもどこでもアクセスできる仮想空間「room-K」はとても心強い居場所となるはずです。また、より技術が進歩してゆくゆくはリアルと変わらないメタバース空間で学習することも可能となると思います。
ノースカロライナ大学が行った研究では、医学生はVRを使用しなかった学生よりも、情報の保持やタスクの遂行に優れており、VRグループはテストのスコアが34%上昇したそうです。その他の実験でもVR学習がいかに強力なものになり得るかについて、いくつかの洞察が示されています。(参照記事:https://bit.ly/3NhPks9)
学校の在り方や関わり方も時代とともに変化しなければならず、今一度、『登校=当たり前』という概念を見つめ直すきっかけになることを願っています。メタバースはエンタメやビジネスより、こうした切実に居場所を求める人向けの、教育などの公益目的が有望ではないか。国・自治体もこうした場の整備に力を入れるのがよい。
「教育に選択肢を」という理念には大いに共感する。
本校も、オンラインで学ぶ広域通信制高校であるため、生徒たちは平素オンライン上のバーチャルキャンパスに「メタバース登校」を生徒たちはしている。
バーチャルキャンパスには、生徒はもちろん教員もいるため、
ある種従来の学校よりも気軽なコミュニケーションが取れる。
いわば、従来の学校の放課後や廊下でのたわいもない話ができる空間となっている。
しかし、バーチャルだけでのコミュニケーションだけでいいとも思わない。
バーチャルで緩やかなコミュニケーションを取りながら、少しずつリアルなコミュニケーションをとっていくことも大切。
ある種のオフ会のように、自分と話の合う、あるいは自分が話していて楽しい他者と、リアルにあってそこからコミュニケーションを広げていくことも大切。
通信制高校におけるスクーリングはまさにその機会。
ただ卒業に必要な授業をするという目的以外に、そういったリアルなコミュニケーションを育む場でもある。
オンラインだけというのではなく、
オンラインをきっかけにして人や社会との接点を増やすいていく中で、
こういった生徒たちが高校を卒業して社会と繋がっていくきっかけを作ることができることが大切。
そして、そのために学びを止めず、学び続ける姿勢を身につけることが大切。
こういった取り組みをどんどん取り上げていただきたい。