アニメや漫画のNFT活用に学ぶ、企業プロモーションの可能性
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興隆しつつあるNFTは、ファンとのコミュニケーションツールにもなり得るのでしょうか?博報堂DYメディアパートナーズグループの博報堂DYミュージック&ピクチャーズは2022年6月、NFTのマーケットプレイス「animap(アニマップ)」をローンチ。その際には、かのタツノコプロのNFTを数量限定で発売しました。
本稿では、「NFT summit TOKYO 2022」で展開されたセッション「アニメを中心としたコンテンツプロデュース会社が、なぜNFT事業にチャレンジするのか?」をお届けします。ファンとのエンゲージメント構築にNFTがどのように生かせるのか、現在進行形の取り組みが語られました。
※2022年9月13日の記事の再掲です
注目のコメント
BAYCのようにNFTでエクスクルーシブにしてしまうファンプールの作り方はありそうな気がします。
例えば12話合計18,000秒のアニメを1秒単位で分割してNFT化し、単価20,000円で販売できれば3億6千万円集まるのでアニメを1本作れます。
そして、このアニメを視聴できる対象者を、このNFTを持っている18,000人に限定します。
この上でNFTの流通や分割を許諾した場合、そのアニメの価値に従ってNFTの流通価格が変動します。ものすごく話題になっているアニメであれば、多くのお金を払ってでも18,000人の中に入りたくなる仕組みです。
この流通市場をアニメ業界でイニシアチブを取る事ができれば、NFTの取引手数料をアニメータなどに還元することなんかもできるかもしれません。
既存IPは版権周りの契約がどうなっているかによって色々と難しそう(大金が動くとなると業界慣習を破って著作者人格権を行使する末端クリエイタなんかもでてくるもしれない)ですが、今後のIPでは予めそのあたりの処理方法を契約に仕込んでおくことで色々と面白い市場を作っていけるのではないでしょうか。