[フランクフルト 5日 ロイター] - ドイツの化学大手BASFは5日、ロシアがドイツに天然ガスを送る海底パイプラインを再開未定で停止していることについて、今後必要になれば、既にアンモニアの生産を減らしている措置に加え、状況に応じてさらなる減産態勢を取る可能性があると表明した。ロイターの質問に答えた。

同社はドイツでも最大の天然ガス需要家の一つ。天然ガス市場を注視し、国内ガス価格の高騰と価格不安定を引き続き警戒していくとも表明した。

5日の欧州の天然ガス相場はロシアの送油停止を受けて大きく上昇している。