なぜ“日本一”のAIエンジニアは、ヒトの「創造性」を信じるのか
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電通デジタルさんとの連載、最終回のテーマは「AI」。
広告のクリエイティブにおいては、よくある「人」vs「AI」の構図ではなく、また「AI」がすべての広告を最適化するのでもなく、協業することによって次のフェーズにいけるのでは、という問いをもって取り組んでいるのが、同社に設立された「アドバンストクリエイティブセンター(ACRC)」です。
文中に登場する、重要指名手配被疑者5名の“現在の姿”をAIで予測した「TEHAI」という取り組みも、AI起点でクリエイティブを拡張するというのもので、創造性をどんな形で発露させていくかについてを、向き合い、考え続けている組織なのだなと感じています。
本連載「CREATIVITY NEWAGE」では、「メタバース」「AI」などバズワードが飛び交うなか、創造性こそがあくまで出発点であり、そこにツールとしてのテクノロジーを活用していくことが、ソリューションを生み出す、その一点についてお伝えしてきました。これは、電通デジタルの領域であるコンサルティングや広告だけでなく、ビジネス全体にもいえることなのかな、と思います。ネット広告の「最適化」などで力を発揮するAIを、「クリエイティブの拡張」に使う。そんな取り組みを取材した記事になります。
人の仕事を奪う、人類を駆逐するなどSF的な対立構造も生みがちなAIですが、例えばAIにクリエイティブの“発射台”となってもらい、人のクリエイティブで大きくジャンプアップするといった「頼れる相棒」として活用する。そんな、一ライターとしても放っておけない発想です。自分も早くAIと仲良くなって、よりワクワクするTEXTを生み出さなければと思ったのでした。
それと、AIエンジニア界の“天下一武道会”と言われる「Kaggle」の話も興味深かったです。電通デジタルに、こんなに多様な方が揃われてるのは驚きでした!
「水と油」と言われる、AI×クリエイティビティの融合としての事例が「THEHAI」。めちゃくちゃ面白いです。