氷見沖遺体は不明男児 高岡署が発表 DNA鑑定で判明

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• 今井 明子

  フリーライター サイエンスライター・気象予報士

  ・2022年09月06日

  小さな子を持つ親としては他人事とは思えない悲しいニュースに胸を痛めています。行方不明になった8月20日は昼から大雨が降り続いていました。行方がわからなくなったのは夜からだといいます。今回の件の真相はまだわかりませんが、気象災害の視点から推測すると、夜は暗いので道と用水路の境目がわかりませんし、大雨で増水して流れも早いため、足を踏み外してあっという間に用水路に流されてしまったということはおおいにありえます。大雨が降って路面冠水したり状態や夜間の避難は危険なのです。
  
  子どもは少し目を離した隙に思わぬ危険行為をするもので、今回の件をどうやって防げばよかったのかは私もはっきりと解決策を示せるわけではありません。しかし、大雨・夜間・用水路の危険性については頭に入れておいたほうがよいでしょう。