[31日 ロイター] - 米メタ・プラットフォームズは傘下のフェイスブックやインスタグラム、ワッツアップに有料サービスを追加する可能性に向け、社内に新チームを立ち上げようとしている。米技術系ニュースサイトのバージが30日、先週の社内メモの内容として報じた。

チーム名も決まっており、メタの元リサーチ担当幹部が率いることになるという。

バージによると、メタの広告・ビジネス製品担当幹部は取材に対し、広告をなくしてユーザーに有料にする具体的な予定は現段階ではないとし、同社は広告事業の拡大に取り組んでいると回答した。検討されている有料サービスについて詳しい言及はしなかったという。

米投稿アプリのスナップや投稿サイトのツイッターなどは既に有料サービスの追加を始めている。

メタが7月に発表した今年第2・四半期決算は景気後退懸念やライバルとの競争圧力が広告売り上げの足を引っ張り、四半期で初の減収だった。