メルカリが「フリマアプリ」の中で「圧倒的な一人勝ち」になれたワケ
マネー現代
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注目のコメント
フリル創業者メンバーは元VOYAGE GROUPメンバーが多くいたし、メルカリにも知り合いが多く参画していたのでとても興味深く見ていました。
実はメルカリが出てくる前に既にフリルは黒字化しており、着実に10代女子層に入り込んでいました。結果として資金調達もあまりせずに着実に成長させていたので、PL重視の経営スタイルになっていたように思う。
そこに後発のメルカリが大規模な資金調達を行い、PLだけではなく戦略的なBSを使って大規模なプロモーションを実施するという大人の戦いを仕掛けてきた時にフリルはそこへの対応が後手に回ってしまった。かつ、若い女子に特化して成功してきただけにそれをオールジャンルに広げていく事になかなか対応できなかったのかなと。
この辺りが後発のメルカリがフリマ市場で覇権を取った理由かなぁと初期の2社を間近で見ていて思うところです。「メルカリは親権者の承認があれば未成年でも使うことができますが、PayPayフリマは18歳以上でないとそもそも登録ができません。つまり中学生や高校生のユーザーを取り込むことができないのです。」とのこと。これは非常に大きな違いですね。エントリーユーザーを無競争で取り込めて、競合はスイッチさせようと思うと非常に大きなコストを支払う必要があります
記事で言及されているプロモーションの上手さや、ヤフオクとの違いなど現在のポジションを構築した要素は色々とありますが、それを実現する資金調達力と調達したリスクマネーを有効活用できる強固なマネジメントチームは競争力の源泉だと思います。