イラン「核合意再建に米の保証強化必要」、IAEA調査停止も要求
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イランの提案に対して、8月24日にバイデン政権は米国の案をイラン側に提示していましたた。それに対してイラン側がさらに注文をつけたというのが、この記事の内容です。
この記事が書かれた段階では、米政府は「慎重ながらも楽観視」と語っておりましたが、イラン側の回答を精査した結果、先ほど米政府高官からは「残念ながら(イランの回答は)建設的ではない、not encouraging」とのコメントが出ています。
現在の核協議は、イランに非常に有利な形で進められていますが、それでもイランは最後まで要求を下げませんので、交渉はまとまらないでしょう。それにもかかわらずバイデン政権は交渉を破綻させることで新たな外交的危機をつくりたくないため、このままズルズルと続けるしかなくなっています。
米国の外交力の著しい低下がみて取れます。