ロシア人ビザ発給制限で合意=優遇措置を凍結―EU外相
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ロシアとヨーロッパを結ぶ航空便は既に運行停止になっているが、それでも、戦争開始以来、約100万人のロシア人観光客がエストニアやラトビア経由で入欧している。こうした中、バルト3国やポーランドやフィンランドは、ロシア人観光客の受け入れ停止を訴えていた。たとえばエストニアは、「ウクライナの男性が自分たちや自国の自由のために戦わなければならないときに、ロシアの男性が南欧の国々に来て休暇を過ごしたり、美しい欧州の都市で買い物をしたり出来るのは公正ではない」と主張していた。これに対し、独仏などは「これはプーチンとの戦争であり、ロシア国民との戦争ではない」と主張していた。それで、落とし所が、2007年にロシアと結んだビザ申請に関する協定の停止となった。ちなみに、パリの観光客数は、すでに全体としてコロナ前の水準に戻っている(新型コロナの影響でアジア人観光客は戻っていない)。