ヤフー出身者による“コマース領域特化VC”が始動、DXが遅れる日本の小売流通を変革へ
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日本においてコマース領域は先進国と比較した際に多様性が少ないことが1番の問題かと思っております。今後さらにコマース企業が成長を遂げていくこと、またそれを支えるファンドが増えていくことで日本のリテールがもっと便利なものへなっていくことを期待しています!
注目のコメント
売上連動型融資(レベニュー・ベースド・ファイナンス、RBF)も含めてのアプローチはまだ日本では一般化していないため、楽しみです。一方で、立ち上げたばかりのVCで、売上ヨミの精度をどこまでしっかりできるのかという点に興味があります。
海外でもCapchase、Unlimitedなどが産まれており、RBFを提供するスタートアップ30社の資金調達額は2021年18億USDとなっています。
日本ではFlex Capitalという会社が提供しています。約2千万円/社に貸付、初期顧客のデフォルトは現在までゼロ。ただし、エクイティファイナンスに向けたブリッジローンやSaaSなど将来の売上見通しが立ちやすい領域に絞って展開しているそうです。そういう点で、コマースは健康食品などの定期配送ならばSaaSのようなものですが、それ以外では未来の売上見通しが立ちづらいのではないかと想像しますがどうでしょうか。
ちなみに、海外では債権の6-12%をディスカウントするそうで、単純なデットファイナンスに比べると結構高い利率の商品になります。コマース領域に特化したVCは待っておりました!この領域はテックサイドだけでなく、泥臭いコマース側の実情理解も必要なので、出資する側受ける側どちらも大変です。ただし、特にオンラインやDXの成長は不可逆なので、今後の動向を楽しみにしております。