[コロンボ/ロンドン 24日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)の派遣団は24日、経済危機に見舞われるスリランカのウィクラマシンハ大統領と面会し、約290億ドルの債務再編を含む救済策について協議した。この3カ月で2回目の訪問となる。

大統領府は「26日にさらに協議し、今後、中央銀行当局者と実務的な問題を話し合うことが決まった」と表明した。

昨年末に国内総生産(GDP)の114%に達したスリランカ債務の持続可能な軌道をどのように見いだすかが主な焦点となっている。

財務相を兼任する大統領は、スリランカがIMFの支援を確保した後、2国間の債務再編に関する協議を主導するよう日本に要請する考えを示している。