日本人がサンマを100円で買えない本当の理由
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我々もお世話になってる片野さん、さすがの解説です。
サンマはこのまま高級魚になるかもしれません。毎年ニュースでサンマが何円だとか、中国のせいで、みたいな話になりがちですが、この記事のようにデータで見ると原因がなんなのかよーく分かると思います。
片野さんと一緒に海の資源管理について世の中に語りかけまくっている、東京海洋大の勝川先生にインタビューした記事でも、同様にサンマ予報のことや、中国のせいではないよ、ということを説明してくださいました。
https://sdgs.yahoo.co.jp/originals/37.html
じゃあ我々消費者はどうすりゃいいのよ、ということになりますが、個人的にはここ数年、サンマをめちゃくちゃ楽しみにすることにしています。
ワイン好きな人が「何年モノのワインは出来が良い」「貴重だから価格が高いのは当然だ」というように、サンマも今年は少ないから高いけど仕方ないよね、今年のは大きくておいしかったね、と楽しめばいいのでは?
「サンマが一匹90円だったのに200円になった。家計を苦しめている」などとメディアがニュースで煽ったりしますが、日本人は年間に平均すると二匹しかサンマを食べないそうです。
勝川先生の記事にもあるように、犯人探しをするのではなく、みんなで未来のことを考え、騒いだり喧嘩したり獲りすぎたりせず、サンマを守っていきたいですよね。
色々考えると、美味しいサンマを、本当に美味しい時期にありがたくいただきたいという気持ちが増してきます。
漁業に近いところにいると、初水揚げの日をみんなで喜び、テンション爆上がりの状態でサンマを食べるので、めちゃくちゃ美味しいのですよ。今年も楽しみだなぁ。
この気持ちを共有できる人が増えて、各国の政治家たちにも届けば、対話によって国際協力も進み、意味を成していない漁獲量制限の見直しにもつながりますかねー
注目のコメント
海水温の問題は、サンマに限らず深刻ですね。ネットゼロ宣言をもっと多くの企業が真剣に取り組むべきだと痛切に思います。そして、意外と粗大ゴミの半数弱は家庭ゴミですので、一人ひとりが真剣に取り組めば、大きなインパクトを起こし海水温にもポジティブに動くはずです。
一人ひとりの取り組みは、1人では微力でも大勢になると大きなチカラを発揮できます!早く国を上げて資源回復に乗り出さないと大変な事になる。
優先順位は、漁業やそれに携わる人の生活ではなく、まずは資源回復。
その上で、どうやったら漁業関係者の生活が成り立つかを考えた方が良い。
秋刀魚が100円で買えなくなる事を悪としている事が大間違いです。国民総力を上げて取り組むべき内容です。