[東京 17日 ロイター] - サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)に臨む横浜Mのケビン・マスカット監督は、18日の神戸戦に向けアンドレス・イニエスタを封じるための特別な戦術を採る予定はないと語った。

神戸の吉田孝行監督がイニエスタは試合に出られる状況だと明言する中、マスカット監督は元バルセロナのスーパースターについて「間違いなく非常に素晴らしいキャリアを持っているが、イニエスタだけでなく、ほかにも素晴らしい個の能力を持った選手たちがいる。それはわれわれも同様で、試合を一瞬で決められる選手がいる」とコメント。

その上で、「われわれはこれまでも個人に対して特別な対策はしていないし、組織に焦点を当て、やるべきことに集中するよう準備している」とし、特定の選手をマークする戦術は使わない考えを示した。

横浜MはJ1でも2位に勝ち点5差の首位と好調な一方、神戸はACLでの躍進とは対照的に16位と残留も不安視される状況にある。また、神戸は指揮官交代が続き、吉田監督は今年4人目という事態になっている。