2022/8/18

【考察】幸せの、本当のありか

NewsPicks編集部

NewsPicks編集部

あれだけ欲しいと思っていたのに、手に入れた途端に、次の「何か」に手を伸ばしたくなる。

誰もが一度は、そんな経験をしたことがあるのではないでしょうか。

なぜ幸せや満足は、近くにありながらなかなかつかむことができないのか。本日は、そんな人間の根源的な欲求に迫ります。

Podcast番組「Hidden Brain」より「幸せの隠れ場所」と題した回をお届けします。

INDEX

• ①「幸せ」はすぐに遠ざかる
• ②期待と現実のミスマッチ
• ③幸福を妨げる「2つの敵」
• ④幸福を追求すると「不幸」になる
• ⑤「幸せ」を銀行に預ける
• ⑥ネガティブなことは日記に書く
• ⑦「感謝する」こと「味わう」こと

①「幸せ」はすぐに遠ざかる

コメント

選択しているユーザー

• 関田 耕太郎

  KDDI

  ・2022年08月18日

  長かったので後半は読み飛ばしてしまいましたが、前半の部分、特に幸せや良いイメージはそれを成し遂げたときの一瞬に向けたものだ、というのは確かに！と思いました。
  とはいえ、それをいかに長く味わうか？というよりそうした幸せポイントを多数作れるような工夫が必要なのでは？と思っています。趣味や気分転換と言えるようなことを複数持つこと、コミュニティや接点についても同様ですが、人生長いですし、仕事が全てではないことを常に意識して行動したいものですね。

注目のコメント

• 貝瀬 斉

  株式会社ローランド・ベルガー パートナー

  ・2022年08月18日

  「幸せな人は、幸せでない人よりも生まれつき感謝の心が強く、楽観的で、回復力が強い」
  これに尽きると思う。なんでも心からありがたいと思える人は、いわば「幸福の感度が高い（＝幸福を感じるハードルが低い）」わけで、それが幸せを多く感じることに繋がる。つまり、幸福とは外的要因よりもむしろ、内的要因（自分が幸せを見出す能力）に依拠していると思う。
• 倉田 浩美

  ヴィジョナリーブランド株式会社 代表取締役社長

  ・2022年08月18日

  「感謝することを味わう」と、「目の前にあることを味わう」に、とても共感します。隣の芝生は青く見えるとよく言われるように、実は自分がどれだけ幸せな要素をすでに持っているかは、気づきにくいものです。
  
  ついつい、先々のやりたいことや達成したいことへ意識が行きがちですが、考えすぎると、逆に目の前のことに疎かになったりもします。そのためには、俯瞰的に自分を見つめ直して、感謝する心のリセットは定期的に必要ですね。まずは、健康でいるだけでどれだけ幸せなことか。幸せのものさしを時折調整することが、本当の幸せに気づくことですね。
• 泉 秀一

  ノンフィクションライター

  ・2022年08月18日

  やや長いですが、興味深い対談記事です。この対話の中で最も納得したのは、最後に出てくる寓話です。
  
  目の前の幸福が中長期で本当にプラスかわからないし、逆に不幸が幸福をもたらすかもしれない。「交通渋滞のおかげで、大きな事故に巻き込まれなかった」などはその典型です。
  
  事象を点ではなく線で見ると捉え方が変わる。幸せとは何だろうかと、改めて考えさせられます。