[ワシントン 11日 ロイター] - 米カリフォルニア州高速鉄道局は11日、2500万ドルの新たな連邦補助金を獲得したと発表した。さらに追加で13億ドルの補助金も模索する考え。

同州マデラとマーセドをつなぐ設計契約は4100万ドルと推計されており、この費用の半分以上を賄える。

米運輸省は、この計画は「自動車での移動距離を年間2億マイル以上削減すると見込まれるほか、高速鉄道システムは全て再生可能エネルギーを使って運営される」と説明した。

高速鉄道はサンフランシスコとロサンゼルスを時速200マイル(322キロメートル)で走行し、3時間弱で結ぶ計画。 カリフォルニア州は建設中の119マイルの線路を複線化し、列車を新しく購入するためさらに13億ドルの連邦補助金を求めている。