週刊アフリカビジネススヘッドラインニュース499号(2022年6月6日号)

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注目のコメント

• 梅本 優香里

  アフリカビジネスパートナーズ

  ・2022年08月12日

  いすゞがガーナで組み立て生産を行うことを発表しています。ガーナは自動車製造誘致のインセンティブを提供しており、豊田通商がトヨタ車（ハイラックス）とスズキ車、日産がピックアップトラックナバラの製造を開始しています。国内販売と輸出の両方を行う第二の南アとなれるでしょうか。
  
  関西ペイントがアフリカからの撤退を決定しています。2011年に南アの現地企業をTOBにて買収してから10年、当時は自動車向け塗料一本足からの脱却ということで、世界の塗料大手と同様消費者が購買者となる建築向け塗料に事業を拡大し、世界でシェアをとるため人口が多いアフリカへの進出を決定しました。資産売却などもあり2022年3月期に経常で黒字化したところで、ライバルと目していたアクゾノーベルへの売却となります。今後は自動車向け塗料をはじめとした法人需要に回帰する戦略です。