[ベルリン 10日 ロイター] - 主要7カ国(G7)の外相は10日、ロシアに対し、ザポリジエ原子力発電所の運営を全面的にウクライナに戻すよう求めた。

議長国ドイツが発表した声明でG7外相は「ロシアは、国際的に認められた国境で隔てたウクライナ領内から直ちに軍を撤収し、ウクライナの領土と主権を尊重しなければならない」と表明。その上で「ザポリジエ原子力発電所をはじめ、ウクライナ領内の全ての原子力施設の安全かつ確実な運用確保に向け、それらの完全な管理権を正当な保有者であるウクライナに直ちに返還するよう要求する」と述べた。