ブロックチェーン改革が始動 保険業界の6分野
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保険領域は、業務改善文脈でブロックチェーンの活用が検討されはじめた頃から注目されています。
ブロックチェーンに向く業務フローとして、業務プロセスに複数の異なるステークホルダーが関与しておりそれぞれが把握している情報の整合性を確認する必要があるもの、さらに決済を伴うものであれば、ブロックチェーンのインティグレートによる恩恵はより高くなることが期待されます。
そういった意味で保険領域はまさにうってつけでしょう。ただし、プロセスに関与するすべてのステークホルダー(個人から企業や医療関係者などなど)を巻き込む必要があるため、サプライチェーン領域同様に同じ舟に乗るまでのハードルが高いでしょう。それを乗り越えれれば、情報照合の効率化、不正検知の迅速化というメリットがありますし、ステーブルコインやCBDCの普及によっては、その後の決済プロセスも自動化できるため、多大なブレークスルーがある領域なのは確かです。良記事。だが、ブロックチェーン技術で出来ることと出来ないことも確認が必要。
この記事にあるように二重支払いの防止や開示が憚られる情報の一元化などには効果はある。
しかし、病状の登録などは、個々の医者の判断でやってしまえば判断のブレ等での処理に影響が出る。とすると、病状判断の権限のある人への買収その他でのものは防ぎきれない。もちろん誰が判断したかは記録されるので後から追い掛けることは出来るが、気づいた頃にはもう支払われたお金は戻ってこない。
全ての不正が防げるものではない、ということを理解し、その上で入れることを進めるべき。ブロックチェーン改革が始動 保険業界の6分野: 日本経済新聞 (この記事は無料で読めます)
ブロックチェーンと保険は非常に相性が良いです。例えば、円のCBDCをブロックチェーン上にプールしロックをかけ、後払い保険の様な形で情報共有し支払いまで完了させられます。