ユビー、“本業”はこれからだった
そんな表現ができるかもしれない。
2017年創業、従業員数が200名を超え、新規上場(IPO)も視野に入ってきたユビー。新事業を始めたと聞き、医師でもある阿部吉倫共同代表にインタビューすると、びっくりした。
その新事業こそがユビーの「本業」とも言え、これまでの事業はそのための準備だったのではないかと思えたからだ。
7月に発表した35億円の調達は、すべてこの新事業につぎ込むという。既存事業には使わない。
医師に代わってAIが問診する病院向けSaaS「ユビーAI問診」で成長してきた同社が始める本業とはどういうもので、何を狙っているのか。
東大医学部卒の医師で共同代表の阿部氏に語ってもらった。
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