国家公務員、給与引き上げ 初任給、3千~4千円増
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昭和を生きた化石のオッサンの昔話と揶揄されるだろうと知りつつも・・・ かつて、政治家の質が落ちて心配だけど日本は官僚が優秀だから大丈夫、という話が学生の間でもサラリーマンの間でも通り相場だった時代がありました(昭和ですからウーマンは少なかったです)。
若い間は給料が少なく仕事が多く国会・予算ともなれば徹夜・泊まり込みが続いて大変だけど、若いうちから国を動かす仕事が出来て、やがて天下って民間企業なり関連機関なりをいくつか渡れば退職金で億円単位の財産が積みあがる。カネと名誉が相俟ってキャリア官僚の老後は安泰でした。
ところが今では”三流とまで揶揄されるほど質の落ちた”政治家の下請け作業になって、”天下り批判”で老後の安泰も怪しくなって来た。官僚のなり手の質が下がって官僚も二流、三流といわる時代が迫っていそう。
国家公務員の初任給を3千~4千円程度増やしても全体を多少底上げしても、今の使われ方ではトップクラスの人材が国家公務員を目指すことは無さそうです。シンガポール並みとは言わないまでも処遇と仕事の在り方を見直して、優秀な人材の官民交流を促して、抜本的に体制を立て直さないと、日本の未来が不安です。