ESG債、銀行など金融機関でより需要強く=日銀が初調査
コメント
選択しているユーザー
近年の金融機関の株主の動きが背景にあります。環境NGOなどが株主提案により環境関連の投融資を促しています。欧州でのトレンドが日本でも見られる様になってきました。
但し、欧州などではESGを重視しすぎることで業績が疎かになるとしてESG経営者が解任されるケースもあります。またGreen washingと非難されないための投資先の精査、情報公開も重要です。SECの規制も入ってきて、Green washingも単にレピュテーション上の話ではなく、罰則化されるフェーズに入ってきています。
https://esgjournaljapan.com/world-news/16969
注目のコメント
ESGの中でも機関投資家が特に配慮するのは今のところ環境(E)がメインで、機関投資家のうち90%以上がリスク回避のためと答えています。気候変動による異常気象で短期的には農作物や実店舗などへの影響などが懸念されますが、個社の取り組みだけで改善できるものではないので市場全体として意識が前進する仕掛けがより必要になってきます。
ESGは以前は特別な事でしたが、今後は非財務情報を考慮しないほうがリスクが高い、ということはあっという間に常識になると思われます。実際何らかの形でESGを考慮している商品は全世界の資産の4割を占めるとの数字もあります。また、Eばかり注目されてきましたが、世界で次に注目が高まるのはSで、人的資本などを見るSと企業価値との相関も注目されてきています。