[ロンドン 1日 ロイター] - S&Pグローバルが1日発表した英国の7月の製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値は52.1で6月の52.8から低下した。生産と新規受注が2020年5月以降で最大の落ち込みを記録した。

PMIは速報値の52.2からわずかに下方修正された。雇用指数が上方修正されたことが下支えした。

S&Pグローバルは「新規総受注の減少は、生活費危機、内需の低迷、顧客の不安、例年より暖かい天候、新規輸出受注の減少に関連している」とし、輸出受注の減少はブレグジット問題も一因と指摘した。

投入・産出価格の上昇ペースは過去1年あまりで最も鈍くインフレ圧力の弱まりを示唆した。