[21日 ロイター] - セブン&アイ・ホールディングス傘下のコンビニエンスストアチェーン、セブンーイレブンは米国で約880人を削減した。広報担当者が21日、ロイターに明らかにした。

同社はガソリンスタンド併設型コンビニの米スピードウェイ買収後の統合を進めている。

今回人員を削減したのはテキサス州アービングとオハイオ州イーノンにあるサポートセンターと現場サポート部門。

広報担当者は「210億ドルでのスピードウェイ買収から1年余り経ち、統合作業は大きく進展している」と語った。

スピードウェイ買収により、セブンーイレブンの米国とカナダの店舗数は約1万4000店に増加した。

物言う株主(アクティビスト)の米バリューアクト・キャピタルは昨年、セブン&アイの株式15億3000万ドル相当を取得し、同社に構造改革とセブンーイレブンの資産売却を促している。