黒川紀章氏の「中銀カプセルタワービル」、再建築の権利売却へ…専門家「非常に珍しい」
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注目のコメント
なかなか面白いことになってきました。
既にあるデザインを「使って(これ自体多様な在り方がある)」建築を建てる権利と、その建物の3Dデータや設計データ画が利用や共有できる権利だけでも相当に違うし、ましてやNFT化できる権利と設計の「オリジナリティ(ここもあえて曖昧な表現にしている)」とはかなり違う。データにはそもそも所有権という概念は適用できないはずで、管理できてもアクセス権。建築設計事務所がその本業を脅かすような行為に制限を加えるというのはある程度理解できるとして、オリジナルの図面一式という縛りで果たしてこうした制限がそもそも可能なのかという。図面と意匠的な構成そのもの、そのデータもそれぞれ異なるはず。
この建築が意匠権取ってるわけではない中で、改変含めたNFT化権とそれを制限できるという根拠とは一体何なんでしょうね。
いろいろモヤりますが、これをきっかけに議論が広がって、諸々体系化進んで解像度も上がるといいですね。建築のデザインの権利が取引されるのはとても面白い。
しかし、世界にはたくさんの名作の真似があり、◯◯風もある中この建築だからできることかもしれません。
デザイン案で言うと、コンペで一等だったけど、その後別の設計事務所でほぼ同じデザインをしたなんてザラにある。某企業のヘッドクオーターとか。場所や用途を問わずに「建てる」権利なら、仮想空間に建設してもよさそうだけど、メタバース上でNFT化する権利も売るとなると、どこまで誰の権利なのか、よくわからないことになりませんかね。
メタボリズムを体現するような発想は面白そうだけど、とりあえず新しいテクノロジーに乗っけとけみたいな、感じか。
それとも、ピークを過ぎたミュージシャンがベスト盤コンピ出すみたいな感じか。