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サウジ、原油生産能力はほぼ限界 増産は期待薄

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  • エネルギーアナリスト/ポスト石油戦略研究所代表

    先日のGCCでMbS皇太子が2027年までに1300万バレル/日はいかないと発言したことを受けて、BloombergのJavier Blas(07-17はFT)や、WSJのSummer Said&Benoit Fauconがサウジ 原油生産限界論を展開している。

    サウジアラビアの原油生産限界論は古くて新しい問題で、最も注目されたのはBloombergの記事にも登場している投資家のMatt Simmonsによる2005年の"Twilight in the Desert"(邦題「投資銀行家が見たサウジ石油の真実」)。

    サウジアラビアはこの本が書かれた2005年には1080万バレル/日の生産量で、その後1500万バレルまで増産できると豪語し続けていたが、年平均の過去最高は2016年の1240万バレルがピークで、2020年は(コロナショック後の協調減産により)1100万まで生産量を落としている。

    故Matt Simmonsは、2008年に一度だけ会って話した事があります。懐かしい。


注目のコメント

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    東京大学 公共政策大学院教授

    バイデン大統領、頑張ってサウジに行ったのに、結局無駄足だったかも。でも、景気後退の予測も出て、ガソリン価格は下がっているみたいだから、良かったということで。


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