米、ロシアと共同ISS飛行再開へ プーチン氏はトップ解任
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共同飛行というのは、アメリカ人宇宙飛行士がソユーズに乗って、ロシア人宇宙飛行士がクルー・ドラゴンに乗るというバーターです。これは以前から行われていたことで、もともとこの先も行うことが決まっていました。ロシアによる侵攻開始後もアメリカ人宇宙飛行士がソユーズで帰ってきています。「再開」というよりも、これまでは継続されるのかどうか怪しかったものが、正式にやると発表されたという形に近いです。
宇宙は国際政治と切り離す。この原則の下で、戦争が始まった後もNASAは淡々とISSにおけるロシアとの協力を進めてきました。
一方のロゴーニンはこの原則を汚す暴言を連発。NASAはこれまで一切反応してきませんでしたが、先週、ISS内のロシア人宇宙飛行士が「ルガンスク人民共和国」の国旗（←んなもんを持ち込んでたのかよ笑）を掲げた写真を公開したことを受け、これを非難する声明を出しています。
https://arstechnica.com/science/2022/07/russian-astronauts-use-space-station-to-promote-anti-ukraine-propaganda/
で、気になるのはロゴーニンの解任と今回の発表が同じ日に重なったのは偶然なのか。偶然なようにも見えますが、ロゴーニンが強硬に反対していて、解任した上で発表したという可能性もあるかもしれませんね。
しかし誰かプーチンを解任してくれないかな。共同飛行というのはあまり正確な言い方ではなく、座席交換、つまりNASAが取りまとめている西側の宇宙飛行士とロスコスモスの宇宙飛行士が互いの宇宙船でISSに行くようにすること。打ち上げ時期と交代時期のズレでこうした協定が必要。
