ヒトモノカネを呼び込む 電池・データの巨大市場
日経ビジネス
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注目のコメント
一通り最近の電池界隈の情報がまとまってます。ただし可変パラメーターが多過ぎてどこがレバレッジとなるのかが分からなくなるはず。
電池を
・作るまでのサプライチェーンを構築する
・再エネで生産する
・徹底的に使いきる(リユースする)
・リサイクルする
・データを使って個体管理する
一方で、現在の電池を乗り越えていくことが先ずもって求められている、にもかかわらずいつ次世代電池が登場するのかは分からない。
先回りしてサプライチェーンやリサイクル、EVをデザインするのは良いのですが、これらが将来の足枷になる可能性も有ります。作り方や素材がガラッと変わってしまったら、それまでの投資はサンクコストになることに。
だから様子見というのが、ここ数年の日系電池メーカーの戦略でした。最近は国を動かして欧州のような支援を引き出そうとしてますが、これはキャッチアップに過ぎず、レバレッジをかけるまでには至っていないように映ります。
入れ換え可能なブラックボックスとして電池を捉えるのも1つの手ですが、入れ換え続けるためのイノベーションシステムを作るという発想もあるはずで、二次電池だけでなく燃料電池やSOECに渡るエネルギーデバイスを生む土壌を育むことも必要。
他人資本を利用して儲けることは戦略的に大事ですが、研究を支援する仕組みを売るような本質的な課題に対する取り組みももう少し進めていかないと、本物の発明は生まれないままバベルの塔が最後に残るだけになるのでは。