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ついに判断しましたね。
いま稼働中の大飯3、伊方3、川内1,2に加え、大飯4、玄海3,4、高浜1,2、美浜3のうち9基って感じでしょうか。これでLNG需給も緩みそうです。
所感ふたつ。

判断内容自体は、正しいとおもう。兼ねてから書いている通り、僕は長期的に原発廃止と再生可能エネルギーによる代替にコミットしつつ、短期的には電力需要を満たすことと温暖化問題を悪化させることを避けるため、過渡的措置として原発を稼働するべきと主張してきた。

しかし、このタイミングで判断って、明らかに選挙を待ってましたよね。。。数週間前、電力需要99%とかで、大規模停電と猛暑で熱中症で人がバタバタ死ぬかもしれんかったのに、つまりは人命より地球温暖化より参議院選挙ですか。なるほどね。

追記 そういえばたしか、コロナの水際対策を緩めるという判断も衆議院選挙直後にでましたよね。。。。

追記2
玉木さんによると: https://twitter.com/tamakiyuichiro/status/1547545655698411520?s=21&t=HKYj6h7SPmBoV4KLOPZXWA
原発は連続13ヶ月の運転が認められているので、この夏に再稼働すれば冬まで発電可能です。そして既存の再稼働可能な原発が西日本のPWRに9基(美浜3、高浜4、大飯3、4、伊方3、玄海3,4、川内3.4。計908.6万kw)。去年7月上旬に再稼働してる大飯3号(118万kw)は夏に止まるけど冬までには再稼働する予定。で冬には9基で乗り越える、というだけかなと思いました。事業者の定期検査計画見てみたけど、そこから何か踏み込んだ判断ではないかなと思いましたが...

高浜3は、再稼働可能だけど定検でSGの検査に引っかかってて(このSGのトラブルはありがちなのですが)再稼働基数にカウントされてないのでむしろ保守的な気さえしてきた...

ちなみに関西電力の原発の定期検査含めた年間計画は公表されています。
「2022年度の原子力発電所年間保守運営計画」
https://www.kepco.co.jp/corporate/pr/2022/pdf/20220418_1j.pdf
すでに(定期検査中を含め)再稼働しているorすることが10機決定しており、そのうち9機は冬までに稼働させると言っただけなのでサプライズではありません。

10機の内訳は、大飯3号・4号機、高浜3号・4号機、川内1号・2号機、伊方3号機、美浜3号機、玄海3号・4号機と西日本のみです。

その理由としては東日本では福島第一原発と軽水炉(原子炉)の構造、「沸騰水型」がほとんどなのに対し、西日本では「加圧水型」が多いからなのかなと思います。(先日、島根県知事が同意し、再稼働に向けて準備を進めている島根原発2号機は沸騰水型ですね)

沸騰水型は事故後に安全基準の策定などに時間がかかったことや、審査に合格していないことから自治体が同意しても再稼働させられない状況になっています。
物価高対策第一弾の説明資料にも原発の話出てましたので、参院選後に表明するだろうなと思ってました。
失敗から学び、リスクをコントロールしてきたのが、人類の歴史です。何事にも完璧ということはないし、リスクをゼロにすることは不可能だが、under controlな状態にすることは可能。
日本が直面する大きな課題に正面から向き合い、理性に基づく適切な判断を今回されたと思う。会見の様子を見ていましたが、岸田さんの顔つきがよい意味で変わった、と感じました。
さっそく批判する人たちもおられるようだが、安倍さんから岸田さんに批判の対象をシフトさせるだけで、また同じことを繰り返すのは不毛だからやめた方がいい、と私は思います。
ようやく。原発を動かさざるを得ない判断。
コストを考えても原発再稼働は賛成です。
節電ポイントは愚策であったので、この方がマシ。
原発再稼働がbestではないのは勿論だが、more better。差し迫るエネルギー価格高騰とCo2排出量、そして電力逼迫の問題を解決するにはこれしか無かった。
とはいえ、冬なのね。夏は火力で頑張ると。

原発再稼働はリベラルには攻撃材料となるため、当然選挙に影響する。選挙前に打ち出すと票にも影響する。この判断は投票で決める民主主義であるから、致し方ない面が強い。選挙で負けたら勿論果敢な判断やアピールができない。

リベラルは必ず批判するが、それが自縄自縛になり、結局はこうした意思決定やアピールは出来ない。

それにしても、なんだか岸田さんってこういう人なんだなあ…
これ別に英断でも何でもないですよ。

今安全審査中の原発が予定通り再稼働したら、だいたいこれくらいになるし、
それでも、容量で経産省の期待目標の半分くらい。
いわば「再稼働審査、予定通り進めてOK出せよ」的メッセージ。

安全審査をしている原子力規制委員会への心理的プレッシャーにはなるが、政治的強制力は安全審査にはかけれない。
これで無理な節電しなくても良くなるだけでなく、化石燃料の無駄遣いも減るし、ロシア依存からも解放されるし、電気料金も下がる。最高でしょう。

ドイツの景気を支えていたのも安価な(ロシア産)電力だし。