[ロンドン 8日 ロイター] - テニスの四大大会第3戦、ウィンブルドン選手権は8日、ロンドン郊外のオールイングランド・クラブで男子シングルス準決勝を行い、第1シードで同大会4連覇を目指すノバク・ジョコビッチ(35、セルビア)が決勝に進んだ。

第9シードのキャメロン・ノリー(英国)と対戦したジョコビッチは、第1セットを2─6で落としたものの、第2セットから6─3、6─2、6─4と圧倒し、逆転勝利。2017年から続くウィンブルドンでの連勝記録を27に伸ばした。

ジョコビッチはこれで、男子では最多となる通算32回目の四大大会決勝進出。四大大会21勝目を懸けて、ラファエル・ナダル(スペイン)の棄権により不戦勝で勝ち上がったニック・キリオス(オーストラリア)と対戦する。

キリオス戦では0勝2敗のジョコビッチ。決勝に向けて、「1つだけ確かなのは、私たち2人の感情が激しくぶつかり合うだろうということ。彼からは一回もセットを取ったことがない。今回は違う結果を期待している」と述べた。