[6日 ロイター] - 新興電気自動車(EV)メーカーの米リビアン・オートモーティブが6日発表した第2・四半期の納車台数は4467台と、前期に比べて4倍近くに膨らんだ。増産の取り組みが奏功したほか、力強い需要が追い風になった。

第2・四半期の生産台数は前期比72%増の4401台。これを受けリビアンは、年間の生産目標2万5000台を達成できるペースにあると強調した。

世界的なEV普及の流れやウクライナの戦争に伴うガソリン価格高騰がリビアンのEVへの需要を押し上げた一方、これまでは業界全体を覆う供給制約問題のためになかなか増産がままならなかった。

今回リビアンは先行きに楽観的な見方を示したが、CFRAリサーチのアナリスト、ガレット・ネルソン氏は「年間生産見通し達成のためにリビアンは年後半、今よりずっと高い稼働率で操業する必要がある」と警告した。