【上野宣 日本ハッカー協会】テレワークで高まるセキュリティリスク、企業は「ゼロトラスト」をどう目指すべきか
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コロナ禍をきっかけに、急速にテレワークが普及しました。テレワークには通勤の負担がない、生産性が向上する、優秀な人材を確保しやすいといったメリットが挙げられる一方で、課題も存在しています。それが「サイバーセキュリティ」です。
総務省が実施した「テレワークセキュリティに関する1次実態調査結果」によれば、セキュリティの確保がテレワーク導入にあたって上位の課題となっています。そうした状況を踏まえ、総務省では「テレワークセキュリティ ガイドライン」を公表していますが、その認知度は2割弱という結果にとどまっています。
テレワークが普及し、柔軟な働き方が選択できるようになりましたが、セキュリティの観点ではどのようなリスクが潜んでいるのでしょうか。今回、日本ハッカー協会の理事であり、セキュリティ教育・トレーニングと脆弱性診断・ペネトレーションテストを中心に事業を展開するトライコーダ代表取締役でもある上野宣氏に「テレワークのセキュリティリスクと対策方法」について話を聞きました。