(ブルームバーグ): 三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)は、香港の大新金融集団の持ち株売却を検討している。事情に詳しい関係者が明らかにした。

情報が非公開だとして匿名を条件に述べた同関係者によれば、MUFGは以前から大新の持ち株放出を望んでおり、これまでに幾つかの検証作業を実施していた。

MUFGは2019年に大新の持ち株を一部売却し、大新の残り株式を含む戦略出資について見直しを続ける意向を示していた。ブルームバーグがまとめたデータによれば、MUFGは現在、大新の約10%を保有している。

MUFGの広報担当者はコメントを控え、大新の広報担当者には直ちには連絡が取れなかった。

原題:MUFG Is Said to Mull Sale of Stake in Hong Kong’s Dah Sing(抜粋)

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