[アルマトイ 4日 ロイター] - 中央アジアのウズベキスタン当局は4日、同国西部カラカルパクスタン自治共和国で先週発生した憲法改正に抗議する大規模デモで18人が死亡、243人が負傷したと発表した。過去17年間で最悪の事態となった。

当局によると、大規模デモでは516人が治安部隊に拘束された

ミルジヨエフ大統領が先週、カラカルパクスタンの権限を縮小する内容を盛り込んだ憲法改正案を発表したことがデモの引き金となった。

大統領はデモ沈静化に向け、改憲案の問題の条項を撤回する計画を表明。さらに、カラカルパクスタンに約1カ月にわたる非常事態宣言を発令した。