[ソウル 30日 ロイター] - 韓国の最低賃金委員会は30日、2023年の最低時給を今年度から5%引き上げ、9620ウォン(7.39ドル)とすることで合意したと発表した。

最大340万人の労働者に影響するという。委員会は決定に当たり、成長率、インフレ、雇用の見通しを考慮したと説明した。

文在寅前大統領は大統領就任1年目の2017年7月に最低賃金を16.4%引き上げ、5年間の任期中に最低賃金(時給)を累計41.6%引き上げた。