[ワシントン 29日 ロイター] - レモンド米商務長官は29日、米国と同盟国が輸出規制を発動して以降、世界のロシア向け半導体輸出が90%減少したと明らかにした。

また、商務省の年次会議で、ロシアの航空宇宙部門に対する規制も効果が出ていると指摘。「ロシアは今後4年間で、民間航空機の半分から3分の2の運航停止を余儀なくされるかもしれない」と述べた。

さらに、中国半導体最大手、中芯国際集成電路製造(SMIC)がロシアに半導体を供給していることが判明した場合、「閉鎖に追い込む」と強調。「世界と中国のほぼ全ての半導体は米国の装置とソフトウエアを用いて製造されている」と語った。