[北京 16日 ロイター] - 中国の首都北京市は16日、市内のバーで発生したクラスター(集団感染)について、大規模検査と一部娯楽施設の営業停止により、状況が改善しているとの認識を示した。ひとまず勝利宣言をした形となった。

クラスター発生で北京は緩和したばかりの行動制限を再導入し集団検査を実施している。

北京市報道官は会見で「8日間にわたる厳しい戦いと北京市住民の協力により、思い切った速やかな対策が効果を上げている」と発言。状況は改善しているとした上で、隠れた感染が残っている可能性があると述べた。

クラスターでは6月9日以降、計351人が感染した。