老後資金「2000万円では足りない」が8割も…投資どころか、ささやかな贅沢すら我慢か
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ちゃんとプランニングしている訳でない人に、“お気持ち”をアンケートとっても仕方ないですし、2000万円という数字も“予測される不足分”です。
金融教育の重要性がやはり分かります。
注目のコメント
2000万円という数字ですが、25年間の生活費の総額で年金収入以外で賄う額です。月に換算すると6万7千円です。60歳以降も健康なうちは働く(パートタイムなどで)ことで賄える金額ですね。老後の数字も計算すれば、不安はだいぶ解消されるのではないでしょうか。
古来より世界で普遍的な価値を持つお金と言えば金貨です。老後2000万円問題の前提になった2017年の金の平均価格は4,576円、そして今年5月の平均価格は7,695円。老後資金がそもそも2000万円で足りるかどうかはともかく、金の価値で見るといまの3000万円は2017年当時の1780万円かそこらの価値しかありません。そりゃ不安になるでしょう・・・
というのは悪い冗談であるにせよ、足元の消費者物価の上昇率は2.5%に達しています。それでも日銀は円安が日本経済にプラスと評価しインフレ追求の手を緩めません。日銀が目指す2%の上昇率で物価が上がって行くと、40歳の人が65歳になる時の物価は今の約1.6倍に達しています。
日銀が金利をほぼゼロに抑え込んでいますから、元本が消し飛ぶリスクを取って投資しない限り、手元の3000万円は25年後に1800万円の価値しかありません。かつての日本がそうだったように、インフレ率を少し上回るくらいの金利が預金についてこそ国民は未来に希望が持てるのです。
日銀の低金利、高インフレ追求策は庶民にとって辛いもの。そして折角貯めたお金の将来の価値が読み難い。「実に2人に1人が「3000万円以上必要」と考えていることが分かった」とのことですが、そりゃそうでしょう、というのが率直な感想です (^^;今の時代はネットが有れば名画もゲームも海外の自然も楽しむことができる。情報も、論文検索サイトで大部分はタダで入手できる。筋トレ器具やサプリも安くなりつつある。
『20代の頃、6畳の寮を2人で住んでいた。風呂トイレ共同。』
という父の時代に比べれば、かなり贅沢ではだろうか。