就活生はなぜ「研修制度」について質問するのか
コメント
注目のコメント
研修、資格、希望配属は本当によく聞かれます。
仕事が他者との関係で成り立っていることや仕事で発揮することが期待されている行動に関して想像力が働いていないだけだと思ってます。
仕事をしていないのだから…、という言い訳も聞きますが、日常の経験を応用できていないという点で発想が凝り固まっていることを危惧します。
ロボットになろうとするこれらの質問は根絶したいと考えているので、聞かれたら、その都度、私は厳しく答えてます。
研修
覚えるべきことについては研修もありますが、それだけで仕事ができるわけではないので、自学も必要です。研修で教えられることは限られていますし、覚えたからできるという単純なものではありません。
資格
必要に迫られれば勉強しますが、手段に過ぎません。あったに越したことはないですが、仕事で使えることが重要なので持っているだけなら無価値です。
希望配属
聞きはしますが、希望者はたくさんいるので、希望通す努力をしていない人を希望通りに配属するほど甘くないです。希望先で貢献できるのとのアピール抜きに希望だけするのは無責任です。仕事には正解がある。
そう考えているからですよね。いかにそつなくこなすかがポイント。だからガイドラインやマニュアルが欲しい。
社会人になるまで正解がある偏差値教育の中で育ってきたから無理もないですが。これは就活生だけの問題ではありませんね。研修制度について質問する学生に、
なぜ人事は呆れるんでしょう?
気になって当然の質問だと思います。
仕事は経験と、自学が必要なのは前提として、
大きくなる会社は、「その他大勢が利益を出せる」仕組みがあるはず。
というか、それが無いとスケールしていないはず。
今までは、それが「良い製品を作る」か、「(安い人件費の人が)いっぱい働く」が王道だったのかもしれないが、
王道はもう現実的ではないでしょう。
多くの業界で人での差別化が必要な現代において、
誰でも稼げるようにする仕組み(研修だけではないが)を持っているか、持っていないかは会社の成長にダイレクトに影響する話ではないでしょうか?
研修(成長するための独自の取り組み)を聞かれて困るのは、
人事の怠惰でしょう。
![アプリをダウンロード](/resources/images/banner-app-download.png)