東大、働く人の「心の健康」向上へ研究開始 富士通など15社参加、何をするのか?
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職場のメンタルヘルスの問題は、産業保健領域でも重要課題のひとつです。マクロ視点での経済的な損失はもちろん、ウェルビーイングを著しく損ねますので、取り組む価値は大いにあります。
研究成果の社会実装が知財のからみで遅れないように、スタート時点から契約には十分な注意が必要でしょうね。15社の合意を取り付けるのは、それだけで一仕事です。
良い成果が早く社会実装されることを願っています。心の健康という面では、会社の中で感じるのは、今までに比べて
”頼りにすべき信念”
の持ちづらい時代”という事かと思います。
情報があふれ、次々と今までの常識が覆され、長年の経験よりも、新しいアイディアがもてはやされる。
尊敬される大人が少なくなれば、大人たちも困るが、未来の理想像を持てない子供たちも方向を見失う。
昔は、お父さんの言う事は、重みがあったし、その人生の価値も感じられた。
けれど、今はたくさんの人たちの言葉が溢れ、その人生も、創り出したものも、すぐに朽ち果てていってしまう。
それを生み出したデジタルは、デジタルを持って解決すべき、というのはとても理にかなっているような気がする。東京大学は、富士通Japanなどと共同で社会連携講座「デジタルメンタルヘルス講座」を設置したと発表したとのこと。
「同講座は、社会問題化する心の健康を、インターネットなどのデジタル技術を用いて向上させようとする試みだ。」
素晴らしいですね。メンタルヘルスと生産性の関係性は、コロナ禍でさらに明らかになったのでは無いでしょうか。良い成果につながることを願います。