[ワシントン 6日 ロイター] - 米通商代表部(USTR)のタイ代表は6日、インフレ対策は対中関税措置に「一点集中」して取り組めば解決するような単純な問題ではないとし、米国は中国との通商に計画的かつ戦略的に対応する必要があるとの考えを示した。

タイ代表はワシントン国際貿易協会(WITA)で行った講演で、インフレにはさまざまな要因があり、複雑な問題だと指摘。バイデン政権は中国との全般的な関係を管理するために、思慮深く戦略的に対応する必要があると述べた。