個人マネー、海外株に年8兆円 日本から「逃避」の気配
日本経済新聞
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個人の海外株式投資が増えていることを「キャピタルフライト」とネガティブに取り扱う必要はないと思います。あくまで利益率の高い海外企業に投資することで資産を増やし、その資産は日本で消費されるので、日本経済にとってマイナスはあまりないと思っています。投資の機運が高まってきたことをポジティブに捉えることが大切です。
ネットで1700兆円にのぼる家計の金融資産のうち1000兆円を占める預金の多くは銀行の手で政府の借金に回って既に費消されています。この預金が本格的に取り崩されて外国に向い始めたら大変ですが、起きているのは家計の金融資産のほんの一部のことですから「キャピタルフライト」と大騒ぎすることは今のところ無さそうに感じます。
それはそれとして、「日本は成長するイメージがない。不安が大きい」といった思いが日本政府の特異なコロナ対応とその結果生じる財政悪化、そして立ち遅れる経済成長ぶりを見て国民全体に広がっているなら、そっちの方が別の意味で心配です。