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[3日 ロイター] - 米エネルギーサービス企業ベーカー・ヒューズの週間データ(3日までの週)によると、米国内の石油・天然ガス掘削リグ稼働数は前週から変わらずの727基だった。生産者が増産投資より株主還元や債務返済を重視しており、新型コロナウイルス感染拡大の影響で落ち込んだ原油生産量の回復ペースは鈍い。

前年同期からは271基(59%)増加した。リグの稼働総数は5月まで22カ月連続で増えているが、週次の増加ペースはほぼ1桁台で、原油生産量はまだコロナ流行前の水準を下回っている。

石油リグの稼働数は574基。天然ガスリグは151基と2019年9月以来の高水準を維持した。