[東京 25日 ロイター] - 日本取引所グループの斉藤惇最高経営責任者(CEO)は25日の定例会見で、これまで検討してきた現物株の取引時間拡大を見送ると明らかにした。斉藤CEOは「市場を開設できるほど機は熟していないと判断せざるを得なかった。個人的には残念に思っている」とコメント。

そのうえで、「市場を取り巻く環境は常に変化しているので、IT技術の進展などで近い将来、改めて検討することになる」との見通しを示した。

(杉山容俊)